心地いい音

能を習っているわけではないが、能楽堂の公演には行く。
能2曲、狂言1曲
最近の狂言は若い役者がキンキン声で張り合う傾向にあるので、役者によっては観ないで休憩。



能の話もわかったようなわからないような話で、理解などしているわけではない。
では、なぜ4時間近くもその場にいることができるのか。



それは、発する音が心地いいからだと気づいた。



テレビは全然観ないので、静かな生活。
日中は出入り多く、パソコンに向かっているが、夜は気に入ったドラマ(中国歴史)や昔の日本映画を観て過ごす。昔の映画はうるさくない。



この心地よい音は昔隣に謡の師匠がいたので聞きなれているためだろうか。
年取ったからだろうか。



携帯の音? 電話の音?
とかく音に敏感な時代。
そして、騒がしい。



そんなことを気にすることもなく、能舞台の音は心地いい。







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