肝心要

扇子はうちわからの発想で、コンパクト好きな日本人の作成したもの。



伝統文化に扇子は外せない。
しかし、それを知らない人は国民の大多数。
伝統文化が伝わらないのもあたりまえなのか。



子どもの能楽教室では扇子の要を説明する。
要を外すとぶらんぶらん状態。
要ですべてをまとめて、扇子になる。



昔は要くんという名前の子も結構いた。



肝心要。腰という字にも要がついている。
能や日舞を習う子ども達に腰の要的存在、身体的重要性を説明する。



どの国でも舞は腰である。



そんな説明をすると、母親たちはびっくり。
バレエも一緒ですよ。
だから、あれもこれもやらなくていい(とは言わないが)。
バレエは発表会に主役でなくても20万必要だとか。
こちらは無料で、発表会は3000円。舞台は能舞台



腰が座っているかどうかは生まれたときから決まっているものだ。
これは、昔の遊びでよくわかる。










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