喫茶喫飯

10月のお茶会のテーマは「食」。

収穫の秋、食欲の秋、紅葉の秋、と自然の恵みを感じつつ、読書で夜なべの秋。

読書は最近、活字不足で、日経新聞の文化欄のみは新聞で。10回シリーズの絵画の解説面白い。将棋が平安の昔から行われ、擬人化した江戸期の絵など。

 

「喫茶喫飯」はお茶を飲むときはお茶だけのことを頭において飲む。そう言えば茶かぶきと言う茶道の遊び?にお茶の味を比べるてあてる、というのがある。お茶だけのことに集中せねば比べられない。

喫飯も粗食であっても、食べられることに感謝もしつつの意味があるのではないか。

ある店でランチしていると、頭の中はいろいろな予定の日をどうしよう?という構図。この言葉をふと思い出して、魚の骨から身をほぐす。

 

さっと、食べて、さっと飲んで、仕事仕事の現代。

ものごとに集中することもなく、ただ時間に流されている。

お茶会に来て、携帯電話をずっと見てる人がいたので注意して、まさにぴったりんの言葉だった。

 

ちょっと、立ち止まり。

まあ、予定びっしりで忙しくないと、我慢できない習慣が日本人にはできてしまったのではあるが。