ひさしぶりの東京

きっかけは5流派女性能楽師の舞台「国立能楽堂」だった。
7月始めに決めて、宿は確保。
「葵の上」競演。


3泊4日の滞在は偶然性が多く、新しい出逢いとともにどれも行けてラッキー。


古い一軒家を借りてくれている洋画を描く若い女性の初個展があった。
銀座「高輪画廊」。
好きな画家・三岸節子さんのお孫さんである三岸太郎さんがオーナーで、そのご家族達とも話ができた。
個展の主役は、広島では味わえない東京の風をたくさん吸い込んだようだ。


歌舞伎も行った。
片岡仁左衛門の「霊験亀山鉾」国立劇場
無茶苦茶とも言える展開の悪役の面白さ。
何の前知識を入れずに観たのだが、
こんなの誰が作った物語かと思うと鶴屋南北


それから、もう一つの偶然は神田小川町の友達事務所であった身障者の作業作品からおしゃれで素敵なもの販売4日間。
友達2人がネットショッピングで yuimana として始めた。
前から、ネットで見ていたのだが、今回は初めて実物を見る。
おむすび皿は陶土で粒粒だけをひたすら作る人がいて、それを繋ぎ合わせて海苔ふうのものをつける。その案を考えだすのも素敵なこと。
彩り豊かなバックもある。
ブルー系の織スカーフを買う。


帰る日はホテル11時出発、飛行機だが乗り換え多くて帰宅は6時の7時間。
新幹線の方が早いかと。
東京は遠くなったのか。