わき役

ネット繋がりで同年の劇作家の人と知り合いになる。
その人が昔の映画の評論的感想を書く。
そこに出てくる俳優達で、わき役の人のことを書く。
小さいときから映画見ているので、顔も名前も覚えている。
わき役がいてこその主役。
それに昔の俳優はきれいだ。
スターだもん、というのも同年ならではの共有感。


現代は俳優とも言えずタレントだが普通すぎてきれいではない。
スターではない。
当然、わき役もいない。わき役を作る側の監督達もいない。


朝ドラなんかで主役やってもその後浮かばれないタレントは多いだろう。
わき役に徹する気持があればタレント稼業も浮かばれるだろうに。
皆が主役に成りたがる。


映画やドラマだけでなく、わき役は社会にもいない。
皆、起業家の主役に成りたがっている。
わき役になりたいと思う人こそ成功率高いはず。