海老蔵舞台の子役ハプニング
5月半ば京都南座で歌舞伎を見る。
市川海老蔵「伊達の十段」
十役の早替わりが見もの。
先代猿之助・現猿翁が200年まえの市川団十郎家の芝居を掘り起こし、始めた芝居で、海老蔵は現猿翁から「あなたの芝居」と渡されたものだとのこと。
海老蔵は役者としてとても良かった。
しかし、ハプニングというおまけがついて、さらに良かった、というと怒られそうだが。
食後の二幕目の幕が上がらない。
アナウンスが入るも結局20分後に開幕。
先代萩の場面
何と、子役が泣いている。
後で黒衣がしっかりとつかまえている。
途中で立ちそうになる。
黒衣必死。
それでも、芝居は進み、子役がせりふを言う場面になる。
涙顔ながら、長いせりふを言ってのけた子役・千松。
思わず観客拍手喝采!