夢の中で
場所は尾道のカウンターのある喫茶店。その経営者女性2人、私も知り合いで来ている。
そこになぜか女優の香川京子さんが来て、話をする。2人の女性と久しぶりという感じで親しい。
映画の話とかいろいろ。私も2人の女性の関係で香川京子さんと親しく話させてもらう。
夢の中で、なぜ尾道なのか、と思っている。そして、小津安二郎監督の「東京物語」で末娘の役が香川京子さんだったので、その時以来の付き合いなのかなと思ったりする。
そして、この話を早く帰って母に話そうと思ったら、夢の中で気づく。
母はもういない。
こんな私の思いを聞いてくれる人はもういなかったんだ、と思うと涙が出てきて夢の中で泣いている。
その涙で、目が覚めた。鼻水たらたらの大泣き。
しかし、現実に戻ると、そんなに悲しいこともなく何でもなく、夢だったのかと思う。
昔の家族の話をしても通じる人がいないことは確かなこと。
夢は深層心理というけれど、どうなのか。
本当は寂しがっているのか?
自分自身はどういう人間なのか?
誰にもわからない。
今年9月は母の7回忌。