無意味な問いかけ

最近の若い人への就業マニュアルには、どうも「○○してもいいですか?」というのがあるようだ。


問いかけられても「はい」と言うのもめんどうなことを問いかけてくる。


たとえば、今日も血液検査で若い看護婦さんが血管を浮き立たせるために太いゴム管で腕を縛るのに「縛ってもいいですか?」と言うのである。
縛らなくては血管は浮き立たず、採血できないだろう。そんなことわかってるじゃない。
でも、そう言うようにマニュアルには書いてあるのか?
ベテランはそんなこと聞かない。


他の場面では、チェーン店レストラン。
料理を食べ終わって、コーヒーを持ってきた。その時に、食べ終わった「お皿を引いてもいいですか?」と聞くのである。
これにはびっくりした。
当然じゃない!
そんなことも聞くの?
隣を見ると、もういなくなった5.6人の食べ終わったお皿とコーヒーカップがそのまま置いてある。
食べ終わったものは、さっさと片付けてよ。


マニュアルには意味のない問いかけが多いのか、彼らが適当に問いかけているのか。
すべて、「○○します。」
で、事は済む。
言葉の使い方の問題かもしれない。