また一つ広島の文化

11月、蘭島閣美術館での茶会に参加した。美術館所蔵の名品を茶道具とする茶会で当日は琳派350年にちなむものが揃えられていた。これは、誰でも参加できるもので、○○の茶会とかで高いお金がいるわけではない。名品の数々、とても満たされる心地だった。


ところで、このようなことが行われることに関して、友達に話すと「それはいいね。そんなことをする度量のある人がいるのは貴重ね。」と言う意見。
「どうなんだろう。そんなことしてもいいのかしら。所蔵品は公立のものでしょ。」という意見。
年齢に関係ないかもしれないが、あとの意見の方は若い人(50代前半)。


私なんかは、先の意見で、身近に見て、触れてこそ名品の価値を重んじれるもの。お金持ちや、代々持っている家の人しか手にできないようなものを、目の前にする体験ができることに感謝。現在の社会だけでなく、歴史を感じ、大きな気持になれる。


あとの意見は、そんなことにあまり感動しないものなのかもしれない。
これから、どっちの意見が多くなっていくのだろうか。