天意
テレビを全然見なくなった。お笑い人が出るけどで笑えない。どこの局でも同じ人で同じことやっている。もう飽きてしまったのだ。それで、ここのところDVDを借りてきて、中国ドラマを見ている。
昔古本屋で漫画を毎日借りにいっていたような感じ。中国ドラマを選んだのは、もう韓流は卒業?したから。さらに、日本と中国の差にも興味がある。三国志を見始めたが、戦争の場面が圧倒的に多い。普通なら目をつむる場面ばかりだが、お笑い的でもある。斬首で首がポンポン出てきても作り物と思えば。でもよく見るよね。
秦の始皇帝、項羽と劉邦などもかけもち。どのドラマにも天意、天命という言葉がよく出てきて気になる。
先日、高校生の和太鼓部の演奏を聴いた。彼らは日々練習しているので、力強い。
ふと、三国志での戦争の場面を思い出す。戦場で士気を高揚させるために、太鼓係りが太鼓を叩く。将軍が叩け、と言うと太鼓の音は大きくなり、一騎打ちの勝負に大きく関係する。太鼓は士気高揚、一致団結の心を覚醒する。戦機の一つでもあったのか。ちなみに、闘いを終える合図は鐘だ。
高校生の和太鼓演奏はズドンと胸に響き、リズム感で身も心も踊りたくなる。楽器としての文化の継承だ。太鼓を叩くエネルギー、+根性がいるだろう。スポーツも根性。根性を持つも持たぬも自分次第。
天意とは目先ではなく、宇宙を視野にということか。そこで、どうするかどうなるかは自分次第なのだろう。
中国ドラマは大したものだ、と思っている師走もあと少し。時代の変化は急ピッチ。