日本語脳の心

「日本人が日本語、アメリカ人が英語、それぞれ母国語を使うときの脳の働き方に違いがある。日本語脳と英語脳。それでは、英語を読むときの日本人とアメリカ人の脳の比較ではどうなのか。どちらも英語を読んでいるのだから英語専用の脳回路が予想される。ところが、日本人は英語を読んでいても、日本語専用の脳回路を利用していて、英語脳になりきれない。


言葉は内的思考のツール、つまり「心」の構成要素だ。言語の多様性は心の多様性を担保している。もし、世界中が英語一色に染まったら、地球が「英語的思考」で画一化されてしまう。これは人類にとって危機的状況。
日本語独特の感性と伝統に支えられた「心」に誇りを感じる。」

これは、脳研究者の池谷裕二東大准教授が朝日新聞「カタカナ英語」の中に書かれていたことだ。


とても面白く、和文化関わりでも興味が持てる。

さらに今日話を聞いた「能」の話。フィンランドの人が能の東洋的精神に関心を持ち、心のケア的な見方をしている人がいるそうだ。

能は日本語脳から生まれた。


何かとても面白いんだけど。