自己満足からすべては始まる?

最近読んだ2冊の本は、60年代後半生まれが著者。いつも本選びは新聞の本紹介欄からちょっとした紹介を見て、漠然と求めていることに関係あるかなと、思って図書館予約する。そして、忘れた頃に本が来る。


昔は「赤毛のアン」とか「若草物語」とか読んでイギリスを、プリンスエドワード島を夢みていた。学生のときに課題となる難しい本を読んでもわからなくて、ちっともおもしろくなかった。その時のことなんか、生活や仕事には何の役にも立ちゃしない。多分今も同じだろう。やたら頭でっかちになるだけということもあるし。


というわけで、一見、読書好きと思われそうだが、本当はそうでもなかった私がここ何年かで、一番いろんな本を読んでいる。何が専門?(つい最近聞かれた)と言われても、別に何も〜。というしかないような読み方をして。


漠然ともとめているものが何かわかっていないけど、これから日本は世界はどうなるのだろう、というのが、私の最大の関心事。どうなるかは、政治、経済、自然、様々の関連性があって、誰もこうだと言い切れないのが、現実。でも、何らか方向性を見つけたいと、誰もが思っているだろう。江戸がいい、いや1960年代でいい、と言われているけど。


たまたま読んだ本が60年代後半生まれ(40代前後)の人だったことは、次世代の方向性をちょっと見たかなと、自己満足。かなり固い本でやっぱりわからないことだらけだけど、どちらもキーワードは政治と伝統文化だった。さらに、現在進行中の利益のない私の仕事の方向性は、結構いい線いってるじゃない、とこれまた自己満足。


今日の天気は珍しく粉雪がしんしんと。