霊的な配電盤

何らかのつながりを感じること。同じように思っていることを、そうだね、と言えず、見えなくなった、今日この頃の身の周り。でも、何か見えてきた。私にはネット上の師匠がいる。ネットがなければ師匠とはつながらなかった。師匠が霊的なるもの、とよくいうのだ。何かわかったようで、わからなかったけど、だんだんわかってきたような気がしてきた。


村上春樹の小説を一度も読んだことがないけど、今「走るときに語ることについて、僕が語ること」という本を読んでいる。師匠は村上春樹を絶賛しているので、せめて小説ではないものを、と読む気になった。何か小説ってわかりにくいらしいし、あまり小説と名がつくものを読まないし。小説は読まないけど村上春樹という人がどんな人かということが、その本を読んでいて想像でき、感じるものがある。


師匠が村上春樹と霊的なるものを感じているとしたら、同じものは私の中にもあるのではないか。と思うと勇気が出る。


配電盤という言葉は、村上春樹の小説の中に出てくるようで、つながりの意味らしいが、師匠はいろいろな方面からの知識、発想、経験により霊的なるものという。教祖でもないし、宗教家でもない。
村上春樹と同年代の普通の人だ。出版社からの依頼を断らなければならないくらい本はよく売れている。


霊的なるものは、私の周りでも起こってきている。と最近思えるようになったのだが。