折り紙の脳

子ども達と折り紙をするために、折りたいと言っていた「手裏剣」と「かえる」、「ペンギン」などの折り方を練習した。大人が５人集まって、本を見ながらやってみる。みんな初めてなので、誰も教え合うことができない。ああでもない、こうでもない、と一つの折り方がわかるまでに１５分は最低かかる。一度折って、また折ってみても覚えられない。手裏剣などは、「もう〜〜どうして？」と言いながら折っている。２週間後の本番までには絶対に忘れているだろう。

子ども達２０人余りが集まって、その日が来た。もちろん、忘れているが、そこはチームワークでできる人にお任せする。大人達が用意していた折り方のものは、何とか教えるというか一緒に折ることができた。
そして、発見！　子ども達は本を見ると、すいすいとできるのだ。「本ちょっと見せて」と用意した以外のものも、本を見ると簡単に折れる。

何というこの違い！
これは、脳の中味が完全に違っている。年を取るって、こういうことなんだ。
子ども達の脳は素晴らしい！