子ども達の風景

ymichis2007-08-11

公民館での「昔いろいろ発見隊」は5年目を迎え、子ども達と大人達がだんだんといい関係になっている。グループ分けで始める場合、大人たちにはそれはなかなか難しい。今年は1年生から来ている4年生の男の子に、グループ分けを頼んだ。すると彼は、30人近い子ども達を上手にグループ分けしてくれた。兄弟姉妹もちゃんと分けている。しかも、彼の中では各グループのリーダーも決めているようだ。


先日の発見隊「折り紙」でも、彼がその力を発揮し、いつのまにか折り飛行機を作る子ども達が増えていて、最後に「飛行機飛ばし大会」になった。


そこで、一生懸命折り紙をしている2年生、3年生の男の子達6人のテーブルで、リーダーになりたいかどうか聞いてみた。1人がなりたい、というがあとの5人はなりたくない様子(折り紙に夢中だった?)。何でなりたくないの?と聞くと、1人が「まとめるのは、大変じゃ。学級委員をしたとき、大変じゃったけえ、もうええわ」。隣の子も「そうそう」


何か大人の世界を感じる。何事にも目覚め?きった夢のない大人たちの倦怠感。子ども達に伝わっている?子どもは親の鏡、と言われているが、社会の鏡?大人が知らない真実をきっと知っているだろうに。
今の政局のことだって、きっと何かわかっているはずだと思うし。
その真実を貫ける社会ではないところが辛いところ。
最初にお金ありきの今、当分変わりはないようで。