昔ながらの掃除法

ymichis2006-12-31

年末大掃除にも絡み最近掃除屋づいている。リビング新聞広島から昔の掃除について? という電話があったのがきっかけで、中国放送テレビ、中国放送ラジオカーから取材。どちらもたった3分間。専門家でもないし、掃除好きでもないし、話べただし、その位でちょうどいい。ただ、掃除機を出して、引っ張りまわしながらの掃除はめんどうくさくて嫌いなので、いつもほうきで掃除する。その際にほこりが舞わないために、ぬれ新聞をちらしたり、茶殻をまいたり、という昔ながらの掃除法は実行している。そんなことめんどくさい、という人もいるが、どっちがめんどくさいかは人によって違う。


昔ながらの掃除にはハタキもある。ただ、ほこりを舞い散らすだけのハタキかな、と思えるがそこは昔の知恵。ほこりは舞い散るが、下に舞い落ちてほうきではく、ぞうきんで拭くという、合理性がある。科学的なデータがないと簡単に信じてもらえない世の中ではあるが。

そして最終的にぞうきんがけの昔ながらの掃除法はよく手を使う。どんなに汚いものを手でつかんでも、きれいに手を洗うと、料理をする手になる。手はとても便利、なくなったらとても困る、大事だ。いつもそんなことを感じると同時に、そうきんがけですっきりという精神的な達成感。それも合理性の一つかも。


私の年齢は、ほうきを使うことを知っている。生まれたときに掃除は掃除機よ、があたりまえという人達が多くなった。彼らにとっては、この昔ながらの掃除は、掃除機でなくても掃除できるんだ、しかも茶殻で?という驚きにもなる。そして飽食の時代を担ってきた私達よりもエコに敏感な世代だ。掃除一つにしても、選択肢の多い方がいい。


そして、ハウスダストに囲まれた生活に掃除は今や予防医学の一つにもして欲しいくらいに重要。

晦日、せっせと掃除しようっと。