骨董品

江戸期の人形

骨董品店の女主人(夫が経営者)は小学校の同級生。最近よく行く。
彼女の店は、ここ何年かにたくさんできている普通の家にあるものを集めた骨董品やではない。オークションで真贋を見極める眼を持って選ばれたもの(夫が選ぶ)が並ぶ店だ。


人によって好みはいろいろ。昨日行ったときに、私が好きだったのはボヘミアンガラスの蓋物、明治の鋳金作家の花瓶、江戸期の人形。


モノにはモノの主張があり、魂がある。以前に書いた回想法で、人間と同じ世界を生きるモノの偉大さを強く感じている。用の美。鑑賞の美。客の好みが一致して欲しいとなったときは、いいモノでの共感が生まれる嬉しい仕事だなと感じた。


何か骨董品店やってみたくなった。冗談で、その店の2号店と言ってしまった。