「包む」気持

藍染筒描・祝い風呂敷


布が出来たときから、「何かを包む」が始まり、古来から包み方の
種類が考えられたようだ。風呂敷は日本だけでなく、布あるところ
どこでもあった。日本で風呂に関係して使われたのは鎌倉時代から。
トルコでも13世紀オスマン・トルコ族からの公衆浴場と
いう生活文化に関わり深く、浴場への持ち物を包むものとして存在していたらしい。


「包む」は物を大事にしたい、という気持が深く関わる。そこから、布地、模様などに
種類が生まれる。子ども達に風呂敷を通して伝えたいことは、物を大事にする気持だ。
風呂敷の使い方は方法。物を大事にする気持は伝わっただろうか。


風呂敷がリサイクルに通じるようになれば、間接的には物を大事にするになる。
とりあえずは、子ども達に便利な風呂敷の存在を知ってもらえれば。