行者餅
7月16日の1日しか買えない行者餅を京都の祇園祭り宵山の日に食べることができた。
宵山の日だけしか食べれないのである。
食べた場所は京都の戒光寺での煎茶席。
友人が誘ってくれてGO。
予約だが、買う人が多くてお寺のご住職が並んでGETされたもの。
クレープ状の薄皮に包まれた求肥餅と味噌餡。山椒の味と香りがピリリ。
美味である。
お煎茶も涼しげな冷茶。
美味である。
文化3年(1806年)に京の都に大疫病が起こったときに、柏屋光貞は山伏修行中であったが、お菓子を祇園祭りの宵山に役行者山に供えるようにという夢のお告げを受けた。それにより疫病の人々が救われたとの謂れがあるお菓子。創業は同じ年。
京菓子司 柏屋光貞 のお菓子で、他のどこにもない今に伝わる貴重なお菓子であった。
この貴重さが貴重である。