山手線の原宿駅が変わるというが。
山陽本線JR廿日市駅の後は小高い山で、そこにはサナトリウムがあった。
サナトリウムは結核療養所のことで、自然豊かなところでの療養の場。
そこには、あこがれの洋館もあった。
幼なじみとしか、このことはもう話せない。
今は山はあとかたもなく、道路ができて新興住宅団地と変わる。
道一つなくなり、山一つなくなると環境は一変。
のどかな環境はなくなり、いつもせかせかと生きることを何とも思わない人たちの世界。
折りしも、東京の原宿駅が変わるとか。
あの駅舎もどこかのんびりとして可愛いイメージ。
背後には明治神宮の緑も見えて。
どんな駅になるのかわからないが、オリンピック競技場建設のために緑も激減。
もう、のどかな人間はいなくなり、毎日せかせかと生活し、神経的な病を持つ人が増えていくばかりなのかもしれない。