歌舞音曲お断り

歌舞音曲お断り

祖母がよく冗談っぽく言っていた言葉である。
1900年生まれで、大正ロマン時代の大正乙女だが、幾多の戦時の経験者。
貧乏寺の4人兄妹の3番目だったが、養子先のお嬢様で育ったので歌舞音曲の習い事をいろいろと芸達者な人。


この言葉があるのかとネット検索すると、明治の頃に歌舞音曲禁止令が出てきた。
天皇陛下崩御では歌舞音曲慎む、など。


祖母は子どもの時だけ裕福だったが、結婚後は逆転。祖母が冗談っぽく言ってたのは、生活の逆転時、戦時の厳しいとき、そう言いながら歌や踊りで楽しんでいたことの名残りかと思われる。


歌舞音曲がなくなると、人間頭が狂ってくるのは間違いなし。


平和は歌舞音曲のバランス。
今はどうなんだろう。
疑問符ありかも。


歌舞音曲に長けた理解あるリーダーは素敵だ。






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