さよなら歌舞伎座

歌舞伎座に行った。さよなら公演で、3部制になっていて、第2部を観劇。
寺子屋」「三人吉三」「藤娘」。


三人吉三」はほんの見せ場だけで、あっけなっかった。辰之助が生きていたら、三人の一人だったのに、と同い年は思ったり。


最後に舞踊「藤娘」が、坂田藤十郎。年齢80歳近いらしいけど、あの艶っぽさはどこから?・・・さすが。


「藤娘」が始まる前に、しばらくの間場内真っ暗になる。そして、ほんのちょっぴり明るくなる。
そして、幕があがると、そこにはパッとあでやかな明るい舞台があった。


この明と暗の差。舞台を一層引き立てる。


闇の向こうには、あ・か・り。


新しい歌舞伎座に、この明暗は残るのだろうか?