複雑で単純

ブログを始める前から、愛読ブログがある。某女子大学のU田先生のブログ。名前を伏すこともないくらい本がたくさん出ている有名な人?最近では「街場のアメリカ論」「知に働けば蔵が建つ」などなど(私が本の紹介することもないけど、1冊は読もうかなと)。先生のブログ歴は長く、ブログ論なども書かれている。哲学的、社会学的な難しいこともわかりやすく、もちろん論理的で納得することも多い。おかげさまで私の知識は増えて、社会が広がった。ブログファンはどんどん増えている。

そのブログを読んでいて最近感じることがある。私達の世代(その先生もほとんど同年代)が小さい時に暗黙裡のうちに「そうだ」と思えることが、論理的に書かれなければ今「そうだな」と思えなくなっていることだ。そこには様々な考え方のコメントも書かれる。複雑な世の中と言われる由縁かも。みんな賢くなりすぎたのかも。
役所の書類もものすごい厚さだそうだ。本当は単純なことが文字数で複雑に。
そういう私もブログで、社会の文字数を増やしているのだけど。