伝統の味

伝統の味は和食だけではなく、伝統そのものにある味わい。


という捉え方はどうだろうか。


日経新聞は文化欄と1面だけが見れることになっていて、「私の履歴書」が読める。


先月は指揮者の小澤征爾さん、今月は市川猿翁さん。


一世を風靡した人は、読み応えがあり面白い。


猿翁さんが歌舞伎界で新しいことをすると、さんざ歌舞伎じゃないと言われたけど、今じゃ古典になっている、と書いておられる。


時代と人間性、時代と環境、その両方をどう捉えるかで悩み、作品ができあがっていくそうだ。


今の若者達とそれをとりまく環境が未来を作り、歴史を作るのか。(人は誰でも歴史の登場人物だけど)


先日、そこに、なくなりつつある伝統の味を投げ込んだ。


近々、その打ち上げ会がある。


さて、その味はいかがなものだろうか?