ゆるやか世代
若い人達はゆっくりずむだ。
1日で何箇所か、仕事上でも話した若い人達の感想。
25年前にロンドンに行ったときのことを思い出す。
ロンドンのメイン通りにあるウエッジウッドの店でのこと。
まだ、ウエッジウッドのティーカップなどを日本ではあまり買うところがなかった頃である。
そこの商品を何組か買って、広島でちょっと売ろうという話が起きて、友人2人で行ったのだ。
海外から送ると壊れる可能性も高いと言われてもいた。
友人とその店に開店と同時に入り、選んで注文した。
その結果を待つのに、何と夕方6時までかかったのである。
その間に何も伝言はない。ただ待つのみ。こちらは手続きができたら終りと思うのみ。
いいかげんで、何でそんなにかかるのと聞くと、コンピューターを入れたばかりで、慣れてないと言われた。
でも、何も言わず待たせるのは日本ではありえない。のんびりしてるのだ。
その翌日、高島屋日本店で、そこで買ったものの三分の一位買ったけど、1時間も掛からなかった。
事務処理力で日本はすごい、経済成長はこれだったのか、と思った。
しかし、今は日本もゆるやか世代の時代になった。