子どもとの対話

ymichis2005-10-28

発見隊を公民館で行っていて、昔の生活文化が子ども達にどのように繋がるのかなと考える。何も繋がらないかもしれない。発見隊のような内容に興味を持つ子は参加継続するし、
そうでない子は自然に来なくなる。
醒めた目で見る子も、今のところ継続している。3年間継続する子もいる。
何を求めているのか、とこちらも考える。


あるとき、エネルギー旺盛な男の子のような女の子が今日はおとなしいなということが
あった。彼女はその日で、家族が転居するということだったので、最後だという思いも
あったと思われる。だが、あとで我々側のものしり隊員からの話だと、彼女の名札が
見つからない。ずっと気にしている。皆がしていることも手につかない。そこで、
いっしょに公民館の事務所に名札を作りに行った。それから、その人の言うことは
素直に聞くようになったということだった。
彼女は、その人が自分のことをわかってくれたと思ったのだろう。


自分のことをわかってくれる人はなかなかいない。
コミュニケーションって?を考えてしまうひとこまだった。
多くの子ども達が求めているのは向き合っての対話なのだろう。
大人も同じだけど。